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本屋大賞2010年 1位:『天地明察』冲方 丁
『天地明察』の内容の紹介
江戸時代、徳川四代将軍家綱の時、日本独自の太陰暦を作るプロジェクトが立ち上がった。そのプロジェクトの実行者として抜擢されたのが、渋川春海という碁打ち。和算にたけた渋川青年の才能を、時の老中酒井雅楽頭が評価しての起用だ。
渋川春海は、囲碁を研究する一方で、天文・数学・暦学などを学び、21歳の時に各地の緯度を計測して、当時用いられていた誤差のある宣明暦からの改暦を申し出る。三回申し出て、ようやく朝廷が採用してくれた。昔も役所は、融通がきかなかったらしい。渋川春海がつくった新しい暦は、貞享暦として後の太陰暦の基本となる。
著者「冲方 丁」について
1977年、岐阜県生まれ。4歳から9歳までシンガポール、10歳から14歳までネパールで過ごす。その後、埼玉県立川越高等学校に入学。早稲田大学第一文学部中退。
現在は福島県福島市に在住。小説のみならずメディアを限定せず幅広く活動を展開する。日本SF作家クラブ会員。『マルドゥック・スクランブル』で日本SF大賞、『天地明察』で吉川英治文学新人賞、本屋大賞を受賞し、第143回直木賞にノミネートされた。
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