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本屋大賞2006年 5位:『その日のまえに』重松清
『その日のまえに』の内容の紹介
神さまは意地悪だから、大切なひとを遠くへ連れ去ってしまう。昨日までの暮らしが、明日からも続くはずだった。それを不意に断ち切る、愛するひとの死-。生と死と、幸せの意味を見つめる連作短編集。
収録作品は以下の7作品。
* ひこうき雲(2004年5月号〈251号〉)
* 朝日のあたる家(2004年3月号〈250号〉)
* 潮騒(2004年9月号〈253号〉、「誰かがいた海」を改題)
* ヒア・カムズ・ザ・サン(2005年1月号〈255号〉、「小春日和」を改題)
* その日のまえに(2005年3月号〈256号〉)
* その日(2005年5月号〈257号〉) * その日のあとで(2005年7月号〈258号〉)
著者「重松清」について
岡山県久米郡久米町(現・津山市)の生まれの日本の作家。中学、高校時代は山口県で過ごす。山口県立山口高等学校、早稲田大学教育学部国語国文学科卒業。二人の子供の父親でもある。
角川書店の編集者として勤務(みうらじゅんなどの担当をしていた)後にフリーライターとして独立。ドラマ・映画のノベライズ、雑誌記者、ゴーストライターなどなんでも手がけた(その当時の名は田村章で、北野武監督の『キッズ・リターン』や『あしたいのちはもっと輝く!』などの小説版を執筆した)。ほかに岡田幸四郎など20以上のペンネームを持ち、その中には女性名・外国人名も含まれるという。
学校での子供のいじめや不登校、家庭崩壊と子供など、現代の社会問題・教育問題の中で、小説で取り上げられることの少なかった子供のいじめ問題をルポルタージュばりの鋭い切り口で取り上げてから、一躍注目を浴びるようになる。
『ファイナルファンタジーシリーズ』で有名な坂口博信が手がけるXbox 360用のゲームソフト『ロストオデッセイ』においてサブシナリオを担当する。
2007年度の第74回NHK全国学校音楽コンクール中学校の部課題曲(めぐりあい)の作詞を担当した。作曲は高嶋みどり。
山本周五郎賞、講談社ノンフィクション賞選考委員。
著者「重松清」のその他の書籍
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