本屋さんのおすすめ本ランキング TOP > 本屋大賞2009年 受賞作品一覧
本屋大賞2009年 1位:『告白』湊 かなえ
本屋大賞2009年 2位:『のぼうの城』和田 竜
映画化企画進行中!新しい英傑がここにある
城戸賞受賞、注目の大型新人脚本家が自ら小説化!武・智・仁で統率する従来の武将とは異なる、駄目だが人間臭い魅力で衆人を惹きつけて止まない英傑像を提示した、まったく新しいエンタテインメント小説。
本屋大賞2009年 3位:『ジョーカー・ゲーム』柳 広司
結城中佐の発案で陸軍内に設立されたスパイ養成学校“D機関”。
「スパイとは“見えない存在”であること」「殺人及び自死は最悪の選択肢」。これが、結城が訓練生に叩き込んだ戒律だった。
軍隊組織の信条を真っ向から否定する“D機関”の存在は、当然、猛反発を招いた。だが、頭脳明晰、実行力でも群を抜く「魔王」―結城中佐は、魔術師の如き手さばきで諜報戦の成果を挙げ、陸軍内の敵をも出し抜いてゆく。東京、横浜、上海、ロンドンで繰り広げられる最高にスタイリッシュなスパイ・ミステリー。
本屋大賞2009年 4位:『テンペスト』池上 永一
美と教養と見栄と意地が溢れる珊瑚礁の五百年王国は悩んでいた。
少女まづるは憧れの王府を救おうと宦官と偽り行政官になって大活躍。
しかし待ち受けていたのは島流しの刑だった――。見せ場満載、桁外れの面白さ!
本屋大賞2009年 5位:『ボックス!』百田 尚樹
高校ボクシング部を舞台に、天才的ボクシングセンスの鏑矢、進学コースの秀才・木樽という二人の少年を軸に交錯する友情、闘い、挫折、そして栄光。
二人を見守る英語教師・耀子、立ちはだかるライバルたち…
様々な経験を経て二人が掴み取ったものは!?『永遠の0』で全国の読者を感涙の渦に巻き込んだ百田尚樹が移ろいやすい少年たちの心の成長を感動的に描き出す傑作青春小説。
本屋大賞2009年 6位:『新世界より』貴志 祐介
ここは汚れなき理想郷のはずだった。
1000年後の日本。伝説。消える子供たち。
著者頂点をきわめる、3年半ぶり書き下ろし長編小説!
子供たちは、大人になるために「呪力」を手に入れなければならない。一見のどかに見える学校で、子供たちは徹底的に管理されていた。いつわりの共同体が隠しているものとは――。何も知らず育った子供たちに、悪夢が襲いかかる!
第29回日本SF大賞受賞
本屋大賞2009年 7位:『出星前夜』飯嶋 和一
『黄金旅風』で有家の子どもを救うために呼ばれた外崎恵舟。しかし、この外崎が南目の代官所に追放されてしまう。
この事件に怒りを覚えた矢矩鍬之介を筆頭とする若衆が終結。折しも代官所で火災が発生し、代官所はこの火災を集結した若衆の仕業と決め討伐に向かうが、返り討ちにあってしまう。
それは、これまで一切の抵抗をしてこなかった旧キリシタンの土地で起こった初めての武装蜂起だった・・・
本屋大賞2009年 8位:『悼む人』天童 荒太
聖者なのか、偽善者か?
「悼む人」は誰ですか。
七年の歳月を費やした著者の最高到達点!善と悪、生と死が交錯する至高の愛の物語。
本屋大賞2009年 9位:『流星の絆』東野 圭吾
惨殺された両親の仇討ちを流星に誓いあった三兄妹。
「兄貴、妹(あいつ)は本気だよ。俺たちの仇の息子に惚れてるよ」
14年後――彼らが仕掛けた復讐計画の最大の誤算は、妹の恋心だった。
「この小説は私が書いたのではない。登場人物たちが作りだしたのだ。」――東野圭吾
息もつかせぬ展開、張り巡らされた伏線、驚きの真相、涙がとまらないラスト。すべての東野作品を超えた現代エンタメの最高峰!
第43回新風賞受賞
本屋大賞2009年 10位:『モダンタイムス』伊坂 幸太郎
事件はシステム開発会社に勤める主人公が、同僚の仕事を引き継いだことから――
とあるキーワードを検索することで主人公の周りで奇怪な事件が起き始める。冤罪の罪に問われる同僚、失踪してしまう先輩、自殺する上司、そして過去の大量殺人事件、謎の組織安藤商会――
様々な思惑、個性的な人間が絡み合って主人公は目には見えない巨大な敵と向き合うことになる。
双葉社
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我が子を校内で亡くした女性教師が、終業式のHRで犯人である少年を指し示す。
ひとつの事件をモノローグ形式で「級友」「犯人」「犯人の家族」から、それぞれ語らせ真相に迫る。選考委員全員を唸らせた新人離れした圧倒的な筆力と、伏線が鏤められた緻密な構成力は、デビュー作とは思えぬ完成度である。
第29回小説推理新人賞受賞。