本屋さんのおすすめ本ランキング TOP > 本屋大賞2010年 受賞作品一覧



本屋大賞2010年 1位:『天地明察』冲方 丁

天地明察
冲方 丁
角川書店(角川グループパブリッシング)
売り上げランキング: 1599

江戸時代、前代未聞のベンチャー事業に生涯を賭けた男がいた。ミッションは「日本独自の暦」を作ること―。碁打ちにして数学者・渋川春海の二十年にわたる奮闘・挫折・喜び、そして恋!早くも読書界沸騰!俊英にして鬼才がおくる新潮流歴史ロマン



本屋大賞2010年 2位:『神様のカルテ』夏川 草介

神様のカルテ
夏川 草介
小学館
売り上げランキング: 775

栗原一止は信州の小さな病院で働く、悲しむことが苦手な内科医である。ここでは常に医師が不足している。

専門ではない分野の診療をするのも日常茶飯事なら、睡眠を三日取れないことも日常茶飯事だ。

そんな栗原に、母校の医局から誘いの声がかかる。大学に戻れば、休みも増え愛する妻と過ごす時間が増える。最先端の医療を学ぶこともできる。

だが、大学病院や大病院に「手遅れ」と見放された患者たちと、精一杯向き合う医者がいてもいいのではないか。悩む一止の背中を押してくれたのは、高齢の癌患者・安曇さんからの思いがけない贈り物だった。

第十回小学館文庫小説賞受賞作。



本屋大賞2010年 3位:『横道世之介』吉田 修一

横道世之介
吉田 修一
毎日新聞社
売り上げランキング: 29414

楽しい。涙があふれる。本年最高の傑作感動長編!

「王様のブランチ」「朝日新聞」ほか多数メディアで激賞。

長崎の港町生まれ。その由来は『好色一代男』と思い切ってはみたものの、限りなく埼玉な東京に住む上京したての18歳。嫌みのない図々しさが人を呼び、呼ばれた人の頼みは断れないお人好し。とりたててなんにもないけれど、なんだかいろいろあったような気がしている「ザ・大学生」。どこにでもいそうで、でもサンバを踊るからなかなかいないかもしれない。なんだか、いい奴。

――世之介が呼び覚ます、愛しい日々の、記憶のかけら。 名手・吉田修一が放つ、究極の青春小説!



本屋大賞2010年 4位:『神去なあなあ日常』三浦 しをん

神去なあなあ日常
三浦 しをん
徳間書店
売り上げランキング: 22946

林業っておもしれ~! 2010年本屋大賞ノミネート作品

美人の産地・神去村でチェーンソー片手に山仕事。先輩の鉄拳、ダニやヒルの襲来。しかも村には秘密があって…!? 高校卒業と同時に平野勇気が放り込まれたのは三重県の山奥にある神去村。林業に従事し、自然を相手に生きてきた人々に出会う。

神去村の人たちはおっとりしている。彼らの口癖は「なあなあ」で、「ゆっくり行こう」「まあ落ち着け」など、いろんな意味に使われているが、語尾にも「な」がつくので、のんびりした感じになる。神去村には林業従事者が多く、百年単位んの作業をしているので、あくせくしてもしようがないと思っているみたいだ。俺は平野勇気。高校卒業式の後、俺の行き先は、担任の先生と母親に決められていた。この神去村で、林業の研修生として働くことになっていたのだ。ローカル線の終点の駅に出迎えに来てくれたのは、髪を金髪に染めたヨキというガタイのいい男だった。チェーンソーの使い方など教えられたところで、俺は「の雇用」というシステムの応募者にされたのだと知った。

しかし、「やっと神去村に若者が来た」と涙ぐんでいるおじいさんを前に帰るとは言えなかった。俺の山の生活が始まった。……。



本屋大賞2010年 5位:『 猫を抱いて象と泳ぐ』小川 洋子

猫を抱いて象と泳ぐ
小川 洋子
文藝春秋
売り上げランキング: 35364

伝説のチェスプレーヤー、リトル・アリョーヒンの密やかな奇跡。

触れ合うことも、語り合うことさえできないのに…大切な人にそっと囁きかけたくなる物語です。



本屋大賞2010年 6位:『ヘヴン』川上 未映子

ヘヴン
川上 未映子
講談社
売り上げランキング: 9306

衝撃的感動!芥川賞受賞後初の傑作長篇。

「苛められ暴力を受け、なぜ僕はそれに従うことしかできないのか」頬を濡らすあてのない涙。14歳の苛めを正面から描き、生の意味を問う、哀しくも美しい物語。



本屋大賞2010年 7位:『船に乗れ!』藤谷 治

船に乗れ!〈1〉合奏と協奏
藤谷 治
ジャイブ
売り上げランキング: 85680
船に乗れ!(2) 独奏
藤谷 治
ジャイブ
売り上げランキング: 113181
船に乗れ! (3)
藤谷 治
ジャイブ
売り上げランキング: 54724

音楽一家に生まれた僕・津島サトルは、チェロを学び芸高を受験したものの、あえなく失敗。

不本意ながらも新生学園大学附属高校音楽科に進むが、そこで、フルート専攻の伊藤慧と友情を育み、ヴァイオリン専攻の南枝里子に恋をする。

夏休みのオーケストラ合宿、市民オケのエキストラとしての初舞台、南とピアノの北島先生とのトリオ結成、文化祭、オーケストラ発表会と、一年は慌しく過ぎていく。

書き下ろし、純度100パーセント超の青春2音楽小説。



本屋大賞2010年 8位:『植物図鑑』有川 浩

植物図鑑
有川 浩
角川書店(角川グループパブリッシング)
売り上げランキング: 8574

男の子に美少女が落ちてくるなら女の子にもイケメンが落ちてきて何が悪い!

ある日道端に落ちていた好みの男子。「樹木の樹って書いてイツキと読むんだ」。野に育つ草花に託して語られる、最新にして最強の恋愛小説!



本屋大賞2010年 9位:『新参者』東野圭吾

新参者
東野 圭吾
講談社 (2009-09-18)
売り上げランキング: 1915

立ちはだかるのは、人情という名の謎

日本橋の片隅で発見された四十代女性の絞殺死体。「なぜ、あんなにいい人が」と周囲は声を重ねる。着任したばかりの刑事・加賀恭一郎は、未知の土地を歩き回る。

「この町のことを思い浮かべるだけで、忽ち様々な人間が動きだした。そのうちの一人を描こうとすると、そばにいる人々の姿も描かざるをえなくなった。

まるでドミノ倒しのように、次々とドラマが繋がっていった。同時に謎も。最後のドミノを倒した時の達成感は、作家として初めて味わうものだった」



本屋大賞2010年 10位:『1Q84』村上春樹

1Q84 BOOK 1
村上 春樹
新潮社
売り上げランキング: 1059
1Q84 BOOK 2
村上 春樹
新潮社
売り上げランキング: 1156
1Q84 BOOK 3
村上 春樹
新潮社 (2010-04-16)
売り上げランキング: 512
1Q84 1-3巻セット
村上 春樹
新潮社
売り上げランキング: 5337

1949年にジョージ・オーウェルは、近未来小説としての『1984』を刊行した。

そして2009年、『1Q84』は逆の方向から1984年を描いた近過去小説である。

そこに描かれているのは「こうであったかもしれない」世界なのだ。

私たちが生きている現在が、「そうではなかったかもしれない」世界であるのと、ちょうど同じように。



おすすめ本/本屋大賞 歴代1位書籍 一覧

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